麻雀しながらFull house

役に立つ英語の知識と麻雀の面白さを世の中に発信するブログです(囲碁始めました)

終点外川〜

懐かしの桃鉄銚子電鉄イベントである。始発の銚子駅からスタートし、最後まで終点外川駅にたどり着かなかった人が勝ちというミニゲーム、こんな時ばかり6の出るサイコロに憤慨していた淡い記憶。

というわけで今日は銚子まで行ってきた。今朝、急に海が見たくなった。

最初に訪れたのは地球が丸く見える展望台というところ。展望台の入り口の方まで近づいていくと、いろんな意味で場違いなガンバ大阪の応援歌が流れていて、出鼻をくじかれる。

屋上の展望台に出ると視界に飛び込んできた海と空。まるで円盤の中心に立っているかのように水平線が円周を描き、空が天球のようにそれを包んでいた。なるほど、地球は平面で世界の果てでは滝のように水が流れ落ちていると昔の人が考えたのも納得だ。遠くでは海が空まで登り、空は海まで落ちている。それでも混じり合うことなく綺麗な水平線を形作っていた。

彼方で海に潜り込んでいるあの空は、どこかの誰かが今も見上げてる空なんだなあと考えた。地球は丸い。

帰り道利根川沿いに車を止め、夕陽が沈むのを見た。夕陽に浮かんだ雲は茜に燃える輪郭を帯びていた。北の空の黒い影は山々の影なのか、光を失った雲なのか分からなかった。風が吹いて少し肌寒い、一番好きな季節がやってくるのを感じた。


28

小学生の頃から好きだったMr.Cildren。中でも大好きなアルバムQ、その中の一曲に出てくる「ちょっと待て!僕はもう30だぜ!」というフレーズ。30歳なんて想像もつかなかった15 年前も口ずさんでいたこのフレーズは、今現実感を持って頭に響いている。

日記をめくると3年前のこの頃自分が書いた言葉を見つけた。


数日でこの世に生まれて四半世紀というところ、子供の頃のアルバムなんか引っ張りだしちゃったりしてね。自分で言うのもなんだけどね、かわいいのよ!ふと鏡見てさ、もう、何をどう間違えてこうなっちゃったの?っていうくらいね!何を間違えたかな?猛烈に反省。

20年前に大人になった時の自分なんて考えてたかな?残念ながら20年後の君は仮面ライダーになってショッカーと戦ってもなければ、偉い学者さんにもなってないよ、ハハハ。でもおじさん、頑張ってますよ、それなりにね。

25年後は何してるかな(不摂生がたたってもう生きてないかも笑)?今自分が考えてるのと同じようなことを考えてる息子がいたりしたらいいなとか思ったり。

そんな妄想にふける夜。


3年なんてあっという間だった。その間、揺れに揺れ、もがいてあがいて、いろんなことを考えた。自分を見失うというのはこういう心境のことなのかなあと思うこともあったし、「人は大人になるたび弱くなるよね」という昔聞いた歌詞に少し親近感を覚えるようにもなった。いつからこんな軟弱な人間になったのかと嫌悪感を抱きながら、それは今まで見えてなかったことがだんだん見えてきたということなのかなあとも思えた。

遠い過去を俯瞰するように語れるほど時を重ねた実感もなく、今もまだよく分からないことばかりだけど、とにかく今も生きていて、僕は明日28 になる。

Ameba piggでのナンパ話

先日あったAmeba piggでの話。少人数で話せる部屋に行くとそこには男(大阪人)女(東京人)が一人ずついて、すぐに三人で会話が始まった。そして、どういった流れだったかは忘れたがナンパの話になり、男さんが自分のナンパのバリエーションを講義することになった。まず道端で声をかける場合のパターンを二つ紹介してくれた。

一つ目、用意するものは適当な紙に雑な日本列島を書いたもの。その日本列島内に今自分がいる県あたりにテキトーに丸印をつけ矢印でココと書く。その地図を女の子に見せ「道に迷ってて、ここに集合なんですが分かりますか?」と聞くと高確率で笑ってくれるらしい。なんかどこかで聞いたことのある話だが実際目の前やられたら面白いだろうなと思う。

二つ目、こちらも小道具がある。かなりリアルに作られたドラゴンボール(お馴染みのオレンジの玉。大きさもリアルだそうで、villege vanguardに売っているらしい)を持参する。女の子のそばでそれを拾ったふりをし、「これ落としましたよ!」と声をかけるそうだ。ここから「何個集まりましたか?」「願い事があるんですか?」「一緒に探しましょうか?」などと会話をつなげていくらしい。バカらしいと思いながら、つい笑ってしまった。

また女さんのナンパされた経験の話では、化粧品売り場でナンパされたことがあるという話が出た。そんな強者がいるのかと思っていたら、なんと男さんはよく使用するということだった。「姉の誕生日プレゼントを買いに来たんですけど、どんなのが流行っているんですか?」などと声を書けるらしい。すると女さん

「私もそう言われたw」

これにはみんなで笑った。

そんなこんなで夜も更けお開きにすることになり、一時間程度話して別れた。

就寝前、歯を磨きながら「リアルなドラゴンボールの大きさってどのくらいの大きさなんだろう?」という疑問が浮かんだが、そんな疑問はすぐに消え床に就いた。大阪人恐るべし。

 

海の日

日中仕事をしながら浮かんでは消えるとりとめもない考えをここに書けばよいのだが、いざブログを書こうとブラウザを開くとなかなか書き出せないものだ。

最近Amebaが始めたAbema TVをよく見ている(アプリをインストールしてから数日間、Ameba TVと名前を勘違いしてた)。わざわざネットで動画を探して見るほどではないが、流れていればつい見てしまうような昔のドラマやアニメが放送されており、ついついダラダラと見てしまう。特命係長只野仁都市伝説の女など一話完結でBGMのように楽に見れるドラマばかりが流れることを考えると、私はまんまとAmebaの術中にはめられているのではないかと思う。Ameba社長の藤田晋が大の麻雀好きということもあり、Abema TVには麻雀専門チャンネルがある。しかし、バラエティーが少なく同じものの再放送の頻度が高すぎる。もう少し内容を増やしてほしいところだ。ただ、Ameba TVを見るようになってから、自分が麻雀を打つより人が打っているのを見ながらコメントなどしているほうが面白いと感じている。昔やっていた対局の解説を久しぶりにやってみたくなった。

最近は国内外で大きな出来事がたて続けに起きており、ニュースを追うのも一苦労だ。耳をふさぎたくなるようなニュースばかりで、いっそ世を捨てて山にでも籠りたくなる。日本では参議院選が終わり、次は都知事選だ。告示までの一連のごたごたを見ていると、いったい選挙とはなんなのかと思えてくる。東京都民はバカにされすぎだ。

そして宇都宮健司はなぜ出馬を取り下げたのか・・与党が分裂しているチャンスを生かしたいなどと言っていたが、自分の信念を裏切るようなことをして本人は納得しているんだろうか?ついでに鳥越俊太郎憲法改正に異を唱えるという熱があるのなら、都知事選ではなく参議院選に出馬すればよかっただろうに。三期連続で都知事が任期完了前に辞任という冗談のような話が実際に起きる可能性がありそうで恐ろしい。

 

火車~宮部みゆき

ブログのタイトルの麻雀はいったいどこへいったやら、最近は専ら読書感想文と化している当ブログである。

数年前に読んで以来本棚に眠ったままの火車を思い出したのは、東京都知事選に宇都宮健児氏が出馬するというニュースを耳にした時だった。本作に登場する溝口弁護士のモデルとされている人物が彼なのだ。また、ストーリーを思い返してみると、あちらこちらで思い出せない箇所があって気になったこともあり、半ば思い付きで数年ぶりに手に取って読み始めた。

父親の借金によって幼少期に一家夜逃げを経験した新庄喬子。しかし、その後も借金取りに追われる日々が続く。どこまで逃げても必ず何かの足跡を追ってやってくる借金取りによって喬子の幸せは崩れ去ってしまう。そこで、喬子は幸せな人生を手に入れるためには、自分を完全に消し、全く別の人物に成り代わり生きていくしかないと考えた。周到に練った計画で関根彰子を殺害し、章子として新しい人生を始めた姜子だったが、思わぬところからほころびが生じ再び逃亡者となる。逃げ続ける喬子の生きてきた道を、刑事が一歩ずつ辿り姜子へと近づいていくといったストーリーになっている。作品のスタイルとして面白いのが、最後までいわゆる犯人である姜子が登場しない点だ。犯人の描写はすべて間接的なもので、直接的なものはない。それにもかかわらず読者は鮮明に喬子という人物像を心の中に描くことができるほど表現が巧い。読者は喬子の歩いた道をたどっていきながら彼女が何を考え、感じたのかを、登場人物の目線で読み進めることができる。そして、クライマックスは犯人が直接描かれないという火車を完結させるににこれ以上ないものだと感じる。いよいよ喬子にたどり着いたとき彼女の言葉を聞きたいという思いは、作中の喬子を追っていた登場人物、そして全ての読者の願望だろう。そんな期待の中この物語は「新庄喬子ーその肩に今、保が手を置く」と閉められる。このエンディングを読み、私はただただ美しいと感じた。

魔王 生徒諸君に寄せる 

魔王という伊坂幸太郎の本を読んだ。実は読むの初めてではなく、二年ぶりに手に取ってみた。詩織ちゃんはやっぱり可愛かった。男ならみんな嫁にしたいと思う。

この本の中で引用される宮沢賢治の詩「生徒諸君に寄せる」、最初に読んだときはこんな詩を書いてたんだくらいにしか思わなかったのに、今回は頭を殴られたような衝撃があった。なんでこんな強烈な詩を二年前の自分は華麗にスルーしてたのか不思議でしょうがない。と今は思う、もしかしたら五年後は思わないのかもしれない。けど多分五年後も十年後も心のどこかに置いておきたい詩だと今は思っている。

 

諸君はこの颯爽たる 諸君の未来圏から吹いて来る 透明な清潔な風を感じないのか

 

お久しぶり

英語では"Long time no see."や"It's been a while"と言います。ちなみにa whileのところをa yearなどにすることで、一年ぶり!などと言うこともできる。

 

さて、じいちゃんとの対戦まで後10日を切った。最近もスマートフォン囲碁クエストというアプリで9路盤と13路盤で実践を積んでいる。9路盤では先日やっと9級に昇格し、一桁級者の仲間入りを果たした。未だに大局観のない私だが、相手の石の弱いところを見つけ攻撃するのが上手くなった。隅で危ない形もなんとなく覚えてきて、考えずにパッと打てる形も増えてきたような気がする。

 

女優の三浦理恵子とテレビ番組で共演し、その後意気投合し付き合うことになったのだが、実は彼女、昔私が所属していた研究室の助教授の元妻で二人の子供がいることが判明した。夕暮れ時、大学のキャンパス内を歩いていると後ろから自転車に乗った助教授に呼び止められた。彼は「頑張ってくださいね」とだけ良い、再び自転車に乗って去った。

という夢を今日見た。起きた後思わず「なんなんだこの夢は」とつぶやいた。

 

昨日、なんとなくtwitter内の検索で和製英語を調べたら、しばらく前に作った和製英語クイズを使用して結果をつぶやいてくれている人が何人かいた。どこの誰かも知らない人が自分が作ったものを使ってくれてるというのは、思ったよりも嬉しいものだ。

そんなわけでここにもリンクを貼ってみる。

アプリ☆メーカー

 

さっき自分でやってみたら満点取れなかった・・・自分で作ったのに。