魔王 生徒諸君に寄せる
魔王という伊坂幸太郎の本を読んだ。実は読むの初めてではなく、二年ぶりに手に取ってみた。詩織ちゃんはやっぱり可愛かった。男ならみんな嫁にしたいと思う。
この本の中で引用される宮沢賢治の詩「生徒諸君に寄せる」、最初に読んだときはこんな詩を書いてたんだくらいにしか思わなかったのに、今回は頭を殴られたような衝撃があった。なんでこんな強烈な詩を二年前の自分は華麗にスルーしてたのか不思議でしょうがない。と今は思う、もしかしたら五年後は思わないのかもしれない。けど多分五年後も十年後も心のどこかに置いておきたい詩だと今は思っている。
諸君はこの颯爽たる 諸君の未来圏から吹いて来る 透明な清潔な風を感じないのか