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麻雀しながらFull house

役に立つ英語の知識と麻雀の面白さを世の中に発信するブログです(囲碁始めました)

米国大学院留学説明会

 九州大学で行われた米国大学院留学説明会に行ってきました。この説明会は学位留学(博士号、修士号、などの学位を取得することを目的とした留学)を志す人を支援している米国大学院学生会の方々が今月20日から各地の大学で開いているもので、今回の開催地は早慶、東京、名古屋、九州、京都です。学んだことを箇条書きで。

・日本で修士を取った後でも、博士号取得を目指すPh.Dコースは基本的に5年間くらいかかる。

 取得に何年間かかるかは人に依るが、僕の中であやふやだったところで今回明らかになったのは、博士は修士の延長ではないこと、つまり最初からマスターコース(2年間)or Ph.Dコース(4〜8年間)にわかれていること。

・修士まで日本でとってからPh.Dを取りに学位留学するメリット。

 これは意外だったのですが、向こうのほとんどの学生は学部時代に実験をやらないらしいです。そのため日本での修士課程の間に実験の仕方を身に付けたり、実験を行ってから結果を出すというまでのプロセスを経験したりしてるのは大きく、強みになるそうです。

・GPA(成績)

 修士まで出た後に学位留学する場合、学部時代、修士課程時、どちらの成績も提出しなければならない。特に専門の分野の成績が大事で、3.2くらいが最低ラインらしいです。

成績なんか使うことないからどうでもいいぜ!

とか言ってた昔の自分をぼこぼこにしたいですね、あなた成績足りてませんから!でも僕の場合は修士から専攻が脳神経という分野に大きく変わるし、Ph.Dコースに行くにしても専攻は生物系だから、まあ院からの生物の講義の成績でAばっか取ってれば、学部時代の物理の成績は大目に見てくれるんじゃないかと(希望)。

・学費サポート・給料

 これはやはり自分しだいみたいです。しかし学費免除で給料もらいながらやれるってのはすばらしいです。現に今日プレゼンされたstanford博士課程の石綿さんもそうだし、同じくstanford博士課程の宮崎さんも日本の奨学金+向こうの大学の負担で学費はカバーされてて、給料ももらっていると話しておられました。

事務的なメモはこの辺にして。

 今日いろいろな話を聞いて、やはり向こうの学生たちは終始と言ってもいいほどにディスカッションを行うのに対して、日本では学生の間での意見の交換などが極端に少ないこと、それが日本の大学で学ぶのとアメリカの大学で学ぶのとの一番大きな違いだと思います。石綿さんが、ホワイトボードやノートにアイデアを書いて話し合う毎日を過ごしているおかげで、日本にいたときとは比べ物にならない早さでいろいろなことを習得できる、という趣旨のことを話されていたのが印象的でした。僕自身も人と話し合ったり意見交換したりするほうがずっと理解が進むというのは分かっていても、なかなか日本にはそういう感じがなく、ゼミでも沈黙があったりとか、間違いを指摘されたり、したりというのがあまり好まれなかったりと、自由に遠慮なく意見をバンバン出し合うということがあまりないと思うんです。日本人の気質、文化みたいなもんでしょうか?
しかし今はそうでも、どんどん意見を出してディスカッションして理解を深めるっていうスタイルが一回浸透してさえしまえば、日本の学生も以前のスタイルよりも楽しいと感じながら、積極的に議論するようになるんじゃないでしょうか?何か新しいことってのは、ある程度広まりだすとそこからの拡散は驚異的ですから。

 あとは石綿さんが小学四年生の時に感じたという、電車の中でジャンプしてもその人は電車に対して動かないのに、走っているトロッコに乗ったマリオは、なぜ真上にジャンプするとトロッコにおいてかれてトロッコから落ちてしまうのかという疑問、僕が小学校の時に感じた疑問にそっくりでちょっとうれしくなりました。僕は電車の中では動かないってのは実体験で知っていたけど、電車の天井に乗ってジャンプしたら置いてかれんのかなあーとかいうことを考えてました。感覚的には置いてかれそうじゃないですか?まだ論理的に考えることができなかったからそう思ったのかもしれないですけど。そしてさっき、じゃあその"感覚"ってのはどこから得た感覚なんだって考えた時、それはマリオやらドンキーやらのゲームじゃないのか?って思ったんです。なんかつながった感がしてうれしくなりました。笑

 かなり話はそれましたが、有益でモチベーションもあがるすばらしい説明会でした。こういう説明会を開いて必要な情報、実体験に基づいたタメになる話などを惜しげもなく提供してくれるみなさんに本当に感謝しています。