麻雀しながらFull house

役に立つ英語の知識と麻雀の面白さを世の中に発信するブログです(囲碁始めました)

今春からの生活の実感

先週の金曜日から物件を探しに関東へ出ていたのですが、今日の朝、福岡に戻ってきました。今春から新しく住む部屋が決まり、引越し業者に見積もりを出してもらったり、荷物を整理したりしていると、今年の春からまた新天地で暮らし始めるのだなという実感と共に、福岡での4年間もあと1ヶ月余りなんだなあと感じました。幸い、現在住んでいる部屋がそうであったように、今回もかなりいい物件を見つけることができました。まだ築6年余りでとてもきれいな部屋で、独立洗面台に追い焚き機能まで付いていて至れり尽くせりです。春からの生活は楽しみですが、まずはこの一ヶ月やるべきことをやらなければという思いです。

話は変わって今日は高橋洋一氏、竹内薫氏と理系出身の両氏による「鳩山由紀夫の政治を科学する」というまだ鳩山政権が発足した頃に書かれた本を読みました。鳩山氏がORの分野で博士号(スタンフォードで)を取っている理系出身の総理だということもあり、この本のコンセプトはタイトルの通りで、鳩山由紀夫氏の政治を科学的に読み解いていこうというものです。高橋洋一氏が先生役、竹内薫氏が生徒役になり進められます。鳩山政権の目的関数を達成する最適解を与えられた拘束条件の中で解くという表現の仕方は理系出身両氏ならではの遊び心で、理系の読者は小沢陰関数なんて言葉を聞いただけで、ちょっとおもしろそうだなと思うのではないでしょうか?

目的関数なるところの目的と、マニフェストを照らし合わせることで、それぞれのマニフェストの狙いをひとつずつ読み解いていきます。元財務省官僚の高橋氏ならではの切り口で、なんでもずばずばと書いてあります。短時間で読めるのでお勧めです。